ミリシタ感謝祭2020~2021 感想 

妖怪ウォッチ」というアニメで「うんちく魔」という妖怪が出てくる話があります。彼はジバニャンに言います。「(アイドルの名前)は肌が白い。それは実家が豆腐屋であるからだ」と、「そうなのか」とジバニャンは、細い手を打ちます。

 さて、ミリシタ感謝祭をリアタイできずホームの階段を風防にしていた自分、笑わせてくれたのは最上(静香)ちゃんの肌の白さでした。「ミリシタ内放送のアーカイブ、26日公開」を「YouTubeアーカイブ、26日公開」と間違えた自分、乗換駅の売店を風防にしながらへこんでいました。今思い返すと、どうにか寒風をしのぎつつ、最上ちゃんの肌の白さに笑っていた時間は、かけがえのない時間だったと思っています。

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下の段、一番右が最上静香ちゃんだね

 何故か見れたミリシタ感謝祭の話をしましょう。

「何か海美ちゃんの声が良く聞こえて何か良いな。カクテルパーティー効果かな?」

木戸衣吹さんって矢吹可奈ちゃんに似てて良いよね(少し大人びた?)」

終わり。ジバニャンの話しましょう。ジバニャンは、猫の地縛霊。チョコボーと(特定の)アイドルが大好き。生前トラックにはねられて、飼い主から「ダサい」との言葉をもらいます。その後、なんかあってジバニャンは過去に行きます。そして生前の記憶を追体験することになります。そして自分が死んだ“意味‘を思いだし、もっかい死にます。

 さてミリシタ感謝祭の「感謝」とは何でしょうか。とりあえず、誰かからの贈り物を受けたら、返礼をしないと、人は社会的に死にます。「一口ちょうだい」をした後に、「私のもあげる」をしないようなもの。また返礼が大きすぎても人は死にます。相手が返礼不可能になり、社会的に死ぬから。しかしアイドルからの「感謝」は正体のつかめないモノであるから大きさは無限大。だから無限の大きさの感謝を改めて紡ぎ、贈り返すのが良いのではないでしょうか、多分。人は贈与と返礼を繰り返すことにより親交を深めると言います。アイドルからの感謝を受け取る。その瞬間、「感謝」の“意味‘を思い出し、それは無限であり、暴走トラックに突っ込んでいくほどの感謝を贈り返す。アイドルとPの関係は感謝を贈り合っている限り不死です。良いこと言った。